ストレスからくる乾燥肌対策

仕事のミスに気付き頭を抱える女性

肌が荒れる原因は様々ですが、ストレスがたまることによって肌が荒れてしまうということをご存知でしたでしょうか。

お手入れを欠かしていないのに肌荒れ、ニキビなどの不調が続いてしまうのはストレスが原因となっているのかもしれません。

ストレスと肌荒れの関係性、そして乾燥肌の対策方法についてまとめさせていただきます。

心と身体と肌の関係性

心と身体と肌は密接な関係となっています。例として夜道に突然後ろから声をかけられると、突然のことに驚いてしまうと思います。
この時心臓の鼓動が早まるとともに血圧が高くなり、皮膚の欠陥が収縮して顔が青ざめたり、手のひらには汗をかいたりすると思います。
このように、皮膚が全身から大きく影響を受けるということが分かります。

過度なストレスを受けたときの欠陥の収縮、男性ホルモンの分泌量の増加、免疫機能の低下などが引き起こされるために肌荒れの原因となってしまうのです。

また、手入れをしても改善されない自分の肌を見ることで更なるストレスを感じてしまう悪循環になってしまう可能性もあります。まずは肌荒れの対策よりも前に、心のケアを行うことが最も大切なことなのです。

乾燥肌のそのほかの原因

そもそも乾燥肌は、肌の水分保持力が低下した状態となります。うるおいを保てなくなりかさつき、乾燥による小じわを引き起こす原因にもなってしまいます。

主な原因としては寒さによる湿度の低下が考えられますが、睡眠不足や紫外線によるもの、また体調不良や栄養バランスの乱れといった生活習慣が原因の場合もあります。

多岐に渡る原因のうち、何が原因となっているかを突き止めるのが乾燥肌対策として非常に重要です。このときストレスも乾燥肌の原因となってしまうということを忘れないようにすることが大切です。

乾燥肌が敏感肌になる可能性も

肌が乾燥して起こる症状としてはかさつきや小じわだけに留まりません。一時的に肌の生まれ変わりに不調が生じてしまい、未熟な肌の細胞がどんどん作られることになってしまいます。

この未熟な角層細胞は皮膚から水分を蒸発するのを防ぐための保湿機能、また外からの刺激を守ってくれるバリアなどの機能が働かなくなってしまうため、肌の乾燥がより進んでしまう悪循環となってしまう場合があります。

この状態では少しの刺激にも敏感となってしまい、改善されないままの状態を続けてしまうと敏感肌へとつながってしまう危険性があります。

乾燥肌の対策

スキンケア製品の保湿力と刺激の強さには関連性がありません。稀にある勘違いとしては、スキンケア製品の刺激が弱いため保湿力が弱いのではないかと言われる場合があります。
乾燥によって肌が敏感になっている状態ですので、できるだけ低刺激のものを選ぶのが重要です。

また、セラミド入りのスキンケアが多く売り出されており、乾燥肌の対策に効果的として広告されています。このセラミドとは、肌の細胞と細胞をつなぎ合わせている「細胞間脂質」と呼ばれるものに含まれている成分のことです。
肌の水分保持には欠かせない成分ではありますが、乾燥肌の改善を目的とする場合は物足りない場面があります。

そもそも乾燥肌は肌のバリア機能が乱れている状態であり、この状態を改善させるには「CE」と呼ばれる肌の最も外側にある角層細胞を包む丈夫なたんぱく質の袋のようなものが重要となります。そしてセラミドもCEがあってこそ形成される成分となります。
セラミドは細胞間脂質へのアプローチとして有用ですが、より広い視点として角質細胞ひとつひとつまでケアするため、バリア機能を整えるための敏感肌用スキンケアを選ぶことが重要とされています。

敏感になっている肌のケアで化粧水や乳液をコットンで塗布する方もいらっしゃると思いますが、コットンですら刺激となってしまう場合もあります。この場合は手のひら全体で優しく押し付けるようにスキンケアを行うとよいでしょう。

生活の中での乾燥肌対策

乾燥肌の予防はこまめな保湿と肌を清潔に保つことがとても重要です。洗顔は朝夜の2回、洗顔後はすぐにスキンケア製品で保湿を行い、角層から水分が蒸発しないようにしましょう。

また、乾燥を助長させてしまう暖房やエアコンにあたりすぎないようにすること、入浴で血行を良くして肌の細胞に栄養を行き渡らせるようにすることなどが大切です。

食べ物からも意識をすることが可能であり、美肌効果が期待されている「D-アミノ酸」が含まれた食事を行うこともよいでしょう。チーズや納豆、黒酢などの発酵食品や、アボカド、トマト、バナナなどに多く含まれています。

2,3ヵ月D-アミノ酸を摂取したあと、くちびるの感想や目の周りのしわ、肌のつやなどに改善が見られたという結果が出ています。

乾燥肌は見た目が気になるだけでなく、悪化させてしまうと敏感肌にも繋がってしまう可能性があります。乾燥肌の原因には様々なことが考えられるため、何が原因となってしまっているかを見極めて根本的な改善を行うようにするとよいでしょう。

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